2013年2月17日日曜日

◆「失敗した要求のトレース」を使う

IISには「HTTPステータス」を条件としてトレースログを取得する機能がある。

エラーのアウトプットだけでなく、サーバーの内部でどのようにしてそのエラーが発生したのかをある程度探ることができる。

インストール方法(2012)
  • 「サーバーマネージャ」を起動する
  • 「役割と機能の追加」をクリック
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  • 「インストール種類の選択」で「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択して「次へ」
  • 「対象サーバーの選択」画面でサーバーを選択して「次へ」
  • 「Webサーバー(IIS)」「Webサーバー」「状態と診断」「トレース」をチェックして「次へ」
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  • 「機能の選択」で「次へ」
  • 「インストールオプションの確認」画面で「インストール」をクリック
トレースを有効にする
  • 「IISマネージャ」を起動する
  • 画面左の「接続ペイン」で対象のサイト(ここでは「Default Web Site」)を選択
  • 画面右の「操作ペイン」で「失敗した要求のトレース」をクリックする
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  • 「Webサイトの失敗した要求トレース設定の編集」ダイアログで「有効にする」をチェックして「OK」
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トレース規則の設定
  • 「IISマネージャ」の「接続ペイン」で「Default Web Site」を選択
  • 「機能ビュー」で「失敗した要求のトレースの規則」をダブルクリック
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  • 「操作ペイン」で「追加」をクリック
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  • 「トレースするコンテンツの指定」で「すべてのコンテンツ」をチェックして「次へ」
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  • 「トレース条件の定義」で「状態コード」にトレースしたい「状態コード」を設定(ここでは404)を設定して「次へ」
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  • 「トレースプロバイダの選択」で「プロバイダー」を選択(ここでは「WWW Server」)し、「詳細ドロップダウン」に「詳細」を指定して「終了」
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確認
  • 存在しないファイルへアクセス(ex. http://localhost/hoge.html)
  • ログフォルダを開く(通常は、C:\inetpub\logs\FailedReqLogFiles\W3SVC1だが、「default Web site」でない場合、W3SVCの後はサイトIDが入るので確認する)
  • ログ(XMLファイル)をブラウザへドロップする
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  • さしあたって「Request Summary」タブの「See all events for the request」をクリックするとトレースの詳細が確認できる
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